顔のベタベタ脂が気になる方へ！おすすめの3つの対策とは

夏場は特に、顔のべたつきに悩む女性は多いのではないでしょうか。顔がべたつくと、化粧崩れの原因にもなってしまうため、対策方法を知り、改善していきたいですよね。

まずは、なぜ顔がべたついてしまうのか、その理由を知ることから始めていきましょう。

顔がベタベタする理由

顔がベタベタする理由は、皮脂の分泌・女性ホルモン・食事内容が理由であると考えられます。

１．皮脂の分泌

私たちの肌は、乾燥することで外部からの刺激を受けやすくなってしまうため、皮脂を分泌することで守ろうとする働きがあります。

顔のベタベタが気になるという女性に多いのが、肌の表面だけが脂っぽく、肌の奥は乾燥している状態のインナードライ肌であることに気付かず、脂を取り除く対策ばかりしてしまっていることがあります。顔のべたつきやテカりが気になると、油取り紙などを使って、べたつき対策を行う方も多いのではないでしょうか。

しかしこの対策は、インナードライ肌にとっては逆効果となってしまいます。肌の奥は乾燥を感じ続けているため、表面の脂を取り除いても、肌を潤し保護しようと、どんどん皮脂を分泌してしまうのです。

２．女性ホルモン

顔がベタベタする理由は、女性ホルモンが関係している場合もあります。女性ホルモンが顔のべたつきに関係している場合、月経周期によって肌状態が変化します。

顔をべたつかせてしまう女性ホルモンが増えるのは、排卵後とされています。排卵後にいつも以上に顔がべたつくと感じる場合は、女性ホルモンを整えるよう心掛けましょう。

３．食事内容

年齢を重ねるとともに、基礎代謝が下がるだけでなく、食事などから摂取した油分を代謝する機能も低下してしまうとされています。

脂質を代謝する機能が低下してしまうことで、体の中の脂質をうまく排出することができず、皮脂を増加させてしまう原因にもなるのです。食生活の乱れに心当たりのある方は、食事内容の改善を心掛けていきましょう。

ストレスと皮脂の関係

顔がベタベタしてしまう理由には、もう一つ大きな原因があります。それは、ストレスなのです。

ストレスと顔のべたつきがなぜ関係しているのかというと、体がストレスを感じることにより、ホルモンのバランスが崩れ、皮脂の分泌を活性化させてしまうからなのです。

先ほど、排卵後に活発になる女性ホルモンの作用で、皮脂の分泌が増加してしまうとお話しましたが、ストレスの蓄積により活発となるのは男性ホルモンです。男性ホルモンは、ストレスにより体を興奮状態にさせてしまうことで、活発に活動します。その働きの一つに、皮脂を過剰に分泌させる作用があるのです。

ストレスが肌や体に及ぼす影響は、とても深刻なものです。ストレスフリーの生活を送ることは難しいことかもしれませんが、いかに上手に発散していくかが、お肌にとってはとても大切なことのです。

お肌のサラサラ対策

素肌でいるときは、それほど気にならなくても、お化粧をするとべたつきが気になる…という方も多いのではないでしょうか。特に午後からは、皮脂によってお化粧崩れが目立ちがちになりますよね。

お肌のサラサラ対策に効果的なのは、下地と仕上げのパウダーを、べたつき防止効果のあるものに変えることです。

皮脂吸収効果のある下地をつける

ファンデーションの前に肌に塗る下地は、皮脂吸収効果のあるものに変えましょう。いくらファンデーションを塗っても、その下から噴き出してくる皮脂を抑えてくれなければ、時間とともにべたつきが目立つようになってきます。そのため、皮脂を吸収し、べたつきを抑えてくれる効果のある下地を、ファンデーションを塗る前に、肌になじませておくことが大切なのです。