人というのは、相手と話をするときはまず目を見ますよね。もしそこにしわがあったら、まず間違いなく老けてきていると認識をされてしまいます。女性がしわを気にする際に一番気をつけたい箇所が、やはり目元なのです。
そこで今回は、そもそもなぜ目元にしわができやすいのか、そしてしわの種類、さらに簡単ケアをするだけでオッケーな予防解消法もご紹介します。
目元にしわができやすい理由
それではまず、目元にしわができやすい理由を説明していきましょう。目元というのは、自分で触ってみるとわかるようにとても薄い皮膚でできています。しかしそれにもかかわらず、無意識に目をこすったりメイク落としの際に力を入れ過ぎてしまったりと刺激が加わりやすい箇所でもあるのです。
デリケートなところに毎日刺激が加わるわけですから、目元の皮膚が乾燥してしわになったり、たるみが出来てしわになることが多いという場合があります。また笑ったときなどに目の周りにある筋肉が動きやすく、これが年齢とともに筋力が衰えてくると目尻のしわも目立ってきてしまうのです。目元のしわは見た目年齢と直結してしまうので、なるべくなら目元のケアは早めに毎日しっかりとおこなっていく必要があります。
目元にできるしわの種類
目元にできるしわとひとくちに言っても、実は様々なしわが存在します。そこで、目元にできるしわの種類や特徴を順番に見ていきましょう。
皮膚の乾燥によるしわ
空気の乾燥などによっておこるしわですが、これは年齢と関係なくきちんと保湿ケアをしなければ細かいしわができてしまいます。またストレスなどが原因で正しい周期でターンオーバーがおこなわれなかったことでも起こります。
年齢を重ねたことによるしわ
年齢を重ねていくと、からだの水分量が減っていきます。それは目元も同様で、コラーゲンなどの保湿に重要な関係のある成分も減っていってしまうのです。また加齢で目元の筋力が衰えるため、重力に耐えられなくなることでたるんだようなしわができてしまいます。
表情の変化などに伴うしわ
人は笑ったり怒ったり、様々な表情をする中で目元の筋肉をたくさん使います。皮膚の奥にコラーゲンやヒアルロン酸が充分ある場合は目元の筋肉を使ってもしわにはならないのですが、加齢や乾燥などで真皮層の潤いが不足すると表情を変えたときできるしわがクセになってしまいます。
しわの改善予防法①
しわができたばかりの状態、いわゆる小じわというものの場合は皮膚の表面だけで起こっている症状です。この場合は、しっかり目元を保湿ケアすれば小じわが改善してきます。コットンにたっぷり保湿ケア用ローションを染み込ませて、目の上においてパックをしましょう。
パックをした後は、ローションの水分が逃げないようにクリームでフタをします。クリームを塗るときは小じわを広げるように指で塗っていくのがコツです。スキンケアの順番としては化粧水で保湿、美容液で栄養を与え、乳液でフタをするといった感じでおこなうようにします。
しわの改善予防法②
濃いアイメイクをしていると、どうしてもクレンジングをするときにゴシゴシと擦ってしまう人が多いのですが、これは目元の薄い皮膚を傷めてしまい、より乾燥しやすくなってしまいます。できれば目元専用リムーバーを使用して、目元の薄い皮膚に負担を少なくしてメイクを落としてから全体的なクレンジングを撫でるようにおこなうと良いでしょう。
目元のキワなどは指先でクルクルと撫でるようにメイクをなじませながら落としていってください。クレンジング剤は肌の乾燥を防ぐクレンジングミルクやクリームタイプを使うと更に潤いが持続して良いですよ!
しわの改善予防法③
しわが真皮層という皮膚の奥まで及んでしまっている原因のひとつとして、紫外線によるものがあります。紫外線は肌を焼いてしまう影響以外にも皮膚の老化を招いてしまうので注意が必要です。
紫外線といえば太陽がさんさんと照りつける夏というイメージがありますが、実は一年中降り注いでいます。日焼け止めは一年を通して塗ることを徹底し、サングラスや帽子などを使って目元に紫外線が当たらないよう工夫していくことが大切です。
紫外線を予防することで、乾燥を防ぎ肌の真皮層に亀裂が入ることで起こる目元のしわを防ぐことができます。思っている以上に紫外線による肌への影響というのは大きいということがわかりますね。
まとめ
つい他人の視線が気になってしまう目元のしわについて原因と簡単な予防解消法をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
目元の皮膚は非常にデリケートですからやみくもに触ることを避けて、保湿ケアを中心に毎日続けていくことでしわを予防し、目元の小じわ程度なら解消することができるのです。まずは紫外線予防など日常生活で簡単にできることから対策を始めていきましょう。
目元のしわをしっかり改善して、いつまでも若々しい見た目を維持できるようにスキンケアも忘れずにおこなってください。