人は相手を見るときにだいたい目元を見ることが多いので、目の下にたるみがあると一発でバレてしまいます。目の下のたるみのせいで、まだまだ若いつもりでも他人からは貧相に見えてしまったり老けて見えてしまったりすることが多いのです。
でも目の下のたるみをどうにかしようと思っていても、なかなか原因がわからなければ解消法をおこなうのは難しいものがあります。
ただ逆に原因さえわかってしまえば、たった1日5分でできる解消法をマスターすることができるのです。そこで今回は、目の下がたるむ原因と簡単な解消法を2つずつご紹介していきます。
目の下がたるむ原因①
目の下がたるむ原因のひとつめは、加齢によるものです。年齢を重ねることで眼球の重みを支えている筋肉の力が弱まってきて目の下の筋肉全体が下がってきてしまうので、目の下がたるんできてしまいます。
でも眼球を支える力が弱まってしまうことで、なぜ目の下の部分がぷっくりと膨れてきてしまうのでしょうか。それは、目の周りに元からある脂肪は今までは眼球の重さにも耐えていて引き締まっていました。
しかし加齢によりそれに耐えられなくなったときに、引き締まっていた脂肪が飛び出してきてしまうのです。そのため目の下が膨らむことで陰になり、たるみという形で表にあらわれてしまうということなのです。
目の下がたるむ原因②
目の下がたるむもうひとつの原因として、皮膚の奥である真皮層のコラーゲンやヒアルロン酸といった潤い成分が足りなくなってしまったことによるものがあります。
先ほどは目の下が膨らむことで陰になるのに対して、こちらは目の下がへこんでしまうことで陰になってしまうのです。
実際に目の下部分を触ってみると、非常に皮膚が薄くて柔らかいということがわかります。その部分からコラーゲンなどの保湿成分がなくなってしまうとなると、他の部分より皮膚自体が陥没しやすくなってしまうのです。
これは皮膚表面ではなく奥の真皮層で起こっていることなので、よりへこみが目立ってしまいます。これで更に目の周辺の筋肉が弱まってしまうと、どんどん下に垂れてきてしまって目の下のたるみが悪化することになるのです。
目の下のたるみ解消法①
では原因がハッキリしたことで、続いて簡単にできる目の下のたるみ解消法をご紹介します。年齢とともに目の周りの筋肉が衰えてきてしまうので、それに対抗するためのエクササイズをしていきましょう。
とは言っても、腕などのように大きく動かすことができない目の周りの筋肉をどう鍛えれば良いのかと迷ってしまう人は多いです。
でも、実はまばたきをしているだけでも目の周りの筋肉を少なからず使っているということになるのです。そのため、とにかく目を使って周辺の筋肉を少しずつ使っていくということが重要になります。
そんなときは、1日にたった5分でできる簡単エクササイズの方法は寝起き時や時間のあるときにおこなっていくだけで大丈夫です。
目を思いっきり目を見開く、目を閉じた状態で眉毛を上下に大きく動かす、目をギュッとつぶってからパッと見開くといった動作を3回くらい繰り返していくだけでかなり目の周りの筋肉が鍛えられます。
最初は慣れなくてなかなかうまくできないことが多いのですが、コツは目の開閉と眉毛の上下に意識を集中させて少しオーバーに動かしてみることです。
目の下のたるみ解消法②
目の下のたるみには、目の周りの筋肉を鍛えるということが重要だとお伝えしましたが、もうひとつ重要なことがあります。
それは、目の下のたるみの原因のひとつである真皮層のコラーゲンやヒアルロン酸の不足を補ってあげることです。目の周りの筋肉のストレッチをおこないながら保湿もしっかりおこなっていくことが必要となります。
しかし、ただ単に保湿をすれば良いという問題ではありません。肌表面だけ潤っていても、肌内部にコラーゲンなどの保湿成分が浸透しなければあまり意味はないのです。そのため、いくら質の良い保湿クリームを使っていてもなかなか真皮層まで成分を浸透させることは実質難しいのです。
でもイオン導入器などは高価で簡単に買えるものではありませんので、やはりここは誰でもお手入れできるように保湿クリームの効果を最大限に活かす方法をご紹介します。
ポイントは主に2つで、お風呂や蒸しタオルなどで毛穴を開かせてから保湿クリームを使うことと保湿クリーム自体を人肌程度まで温めることです。
こうすることで肌内部に浸透しやすくなり、目の下から減少したコラーゲンやヒアルロン酸を補充することができるようになるのです。
まとめ
目の下がたるむのは加齢や皮膚内部の保湿成分の減少などが原因で、それらの解消法として目の周りの筋肉のストレッチと保湿クリームを効果的に使うことを併せておこなっていくと良いということをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
どちらの解消法も1日5分もあれば簡単にできるものなので、時間がない人でもスキマ時間におこなうことができます。是非毎日続けて目の下のたるみを解消していきましょう!