鼻にニキビができると、目立ってしまって憂鬱になりますよね。しかし、気になるからといって触ったり、鼻ニキビをつぶしてしまうと綺麗に治すことが難しくなってしまうのです。
今回は、跡を残さず鼻ニキビを治す方法や、再発させないためにはどうすれば良いのか、詳しくご紹介していきたいと思います。
鼻の毛穴は深い?
毛穴は、皮脂の出口としてなくてはならないものです。しかし、顔の中でも鼻の毛穴というのは、最も奥深いため、皮脂が溜まりやすいといわれているのです。
もちろん、頬や顎にも毛穴はあり、皮脂や汚れを取り除かずに放置していると、ニキビはできてしまうものです。ただ、鼻は頬や顎などより、毛穴が深いだけでなく、皮脂分泌も活発なのです。
毎日きちんと洗顔し、清潔に保っているつもりでも、完全に汚れを落とし切れていない場合もあります。特に、顔を触るクセがある方は注意する必要があるのです。
鼻のニキビは触ってはいけない
普段から、つい顔を手で触ってしまう人や、ニキビができると気になってつい触ってしまう人もいらっしゃると思いますが、触ることはニキビを悪化させる可能性があるのです。
鼻ニキビを悪化させるのは手のばい菌
顔の肌は特に敏感で繊細な部分ですよね。毎日のお化粧も肌に少なからず負担を与えてしまっていますが、肌の清潔を保つためには、手で触らないことが大切なのです。
手は、仕事中や家事の最中など、さまざまなところに触れる場所です。仕事中、常に手を洗うことは難しく、パソコンや書類を触った手で、うっかり顔を触ってしまうと、少なからずばい菌や細菌が肌に付着することになるのです。
ニキビができた場所は、特にアクネ菌などの菌が増殖しているので、清潔に保つことが大切です。クセになってしまっている方は、なるべく顔を触らないよう心掛けるようにして下さい。
跡を残さず治す方法
気になる鼻ニキビ、跡を残さず治す方法は、意外と簡単です。
1.ニキビは絶対つぶさない!
ニキビは、アクネ菌が増殖して、悪化すると色が変化し、膿が溜まってくると白く膨らみ始めます。そうなるとやってしまいがちなのが、つぶして膿を出してしまうことです。
ニキビは皮ふの中から出てきているものなので、ニキビをつぶすために皮ふに穴をあけてしまうと、必ず跡が残ってしまうのです。
つぶした方が早く治ると勘違いされている方も多いですが、つぶすことで、肌を傷つけ、デコボコ肌になってしまう可能性もあるのです。
2.清潔に保つ
ニキビを治す方法は、まず肌を清潔に保つことが大切です。洗顔を行う時も、手が汚れていては意味がありません。必ず手の汚れを落としてから洗顔を行うようにして下さい。
また、洗顔料は、よく泡立てることも大切です。洗顔料をよく泡立てた状態で肌をマッサージすると、泡の中に汚れが浮き上がり、肌に負担を与えることなく、清潔にすることができます。
3.ニキビ治療薬と保湿
ニキビを治すための薬を塗ることは、ニキビを治すためにはとても大切ですが、塗る量や使用方法などは必ず守るようにして下さい。薬は正しく使うことで、その治療効果を発揮できるものなのです。
また、ニキビができてしまったからといって、皮脂を過剰に取り除くことは危険です。角栓がつまる原因は、肌の深層が乾燥していることが原因です。肌の真皮を潤すために、保湿ケアを見直し、肌の水分状態を正常に戻してあげることがニキビ完治には大切なことなのです。
このように、簡単なポイントをおさえ、肌のケア方法を今一度見直すことだけで、ニキビ跡を残さず治療することが可能です。気になるからといって触らない・つぶさない、この2つは必ず守るようにして下さいね。
再発させないために
鼻ニキビを再発させないためには、鼻ニキビの原因となることを避けることが大切です。
紫外線予防
まずは紫外線を徹底的にブロックすることです。紫外線は、シミだけでなく、ニキビを悪化させたり、再発させる原因を作ってしまうのです。
夏だけでなく、春や秋、冬でも紫外線は発生しています。日焼け対策はきちんと行い、肌に負担を与えないようにすることだけでも、ニキビを予防することが出来るのです。
油分の多い化粧品は避ける
スキンケアにおいて、保湿を心掛けることは大切ですが、毎日使用するメイク用品や日焼け止めには、油分が少ないものを使用しましょう。
肌を潤し、保湿ケアを入念に行った肌に、油分が多く含まれた化粧品を使用することで、必要ない油を肌に与えてしまうことになります。
肌の深層を潤すことを心掛けていれば、化粧品はパウダータイプのファンデーションなどを利用してもパサつきが気になるということはありません。特に、ミネラルが豊富に含まれたファンデーションなどは、肌に優しいのでおすすめですよ。
再発を予防するためには、ニキビができてしまった時と同様、肌ケアを入念に行うこと、肌を乾燥から守ることが大切です。ニキビを完治し、恥ずかしい鼻ニキビを作らせない肌作りを心掛けていきましょう。