顔の赤みの原因は?おすすめのお手入れ方法もご紹介します

顔の赤みの原因は?おすすめのお手入れ方法もご紹介します

 

顔の一部分に目立つ赤みがでたり、頬や鼻などが赤くなる赤ら顔でお悩みの方は意外に多いことをご存知でしょうか。女性はメイクなどで上手に隠したりするので、顔に赤みが出ると、自分だけと思ってしまいがちですが、案外同じ悩みを持っている方は多くいらっしゃいます。

顔の赤みを解消する為に、まずはその原因を知ることから始めましょう。顔の赤みの原因や、種類別のケアのしかた、予防方法などをご紹介いたします。

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顔の赤みの原因

顔の赤みの原因として考えられるのは、体質的な理由として、生まれつき顔の皮膚が薄いということが考えられます。また、お肌が炎症を起こしていることで顔に赤みが出ていると考えられます。

肌が薄くなるのは生まれつきというのもありますが、自分で皮膚が薄くなる原因を作っている方もいます。毎日の洗顔やマッサージなどで、ゴシゴシ洗いをしていたり、ピーリングなどでお肌に強い刺激を与えたりすると、皮膚が薄くなることがあります。

皮膚が薄くなると、水分が失われやすくなるので乾燥肌になってしまいます。乾燥肌になると、皮膚が炎症をおこしやすく、頬や鼻などの顔の中で出っ張っている部分に赤みが出てしまいます。

肌が薄くなるということは、バリア機能も低下してしまうので、免疫力も落ちてニキビや肌荒れなどの炎症が起こりやすくなり、赤くなっているように見えてしまいます。バリア機能が低下した皮膚は、外からの刺激を直接受けてしまうだけでなく、真皮層までダメージを受けてしまいます。

また、炎症憎悪タンパク質という物質がたくさん作られる環境になってしまう為、炎症を起こす生理活性物質のサイトカインが表皮内で増加し、肌に炎症が起こってしまいます。

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赤みの種類別のケア方法

肌の赤みにはいくつか種類があります。その種類とそれぞれのケア方法を紹介いたします。

1.脂漏性皮膚炎

脂性肌の方がなりやすい皮膚炎で、過剰な皮脂の分泌にお肌が刺激を受けて皮膚に炎症をおこしてしまいます。かゆみやべたつきがあり、鼻周辺から徐々に赤みが広がっていきます。

脂漏性皮膚炎のケア方法としては、軽いものなら、ビタミンC誘導体配合の化粧品を使ってお手入れすることで過剰な皮脂を抑えてくれます。また、抗炎症作用もあるので、赤みを抑える効果も期待できます。

赤みだけでなく痛みを伴うのは、すでに症状がかなり悪化しているので、早めに皮膚科を受診するようにしてください。

2.ニキビやニキビ跡

ニキビが良くできる方は、炎症を起こしている状態が長期に続くので、顔のお肌に色素沈着して赤みがでてしまいます。

ニキビやニキビ跡による赤みタイプのケア方法としては、今現在ニキビがある方は、抗炎症成分が配合されている化粧品を使ってお手入れをお勧めします。ニキビ跡による赤みの場合は、美白成分が配合されている化粧品を使ってお手入れしてください。

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3.炎症による赤み

乾燥肌や敏感肌の方がなりやすく、保湿不足が原因による乾燥やかぶれなどによって、お肌が炎症を起こしてしまうものです。お肌は乾燥しすぎると敏感になり、摩擦や刺激はもちろん、いつも使っている化粧品でも赤みがでたり、かぶれたりしてしまいます。

炎症による赤みタイプのケア方法としては、肌の炎症を抑え、保湿効果の高い化粧品を使うことがお勧めです。ポイントは、「ヒト型セラミド」が配合されている化粧品を使うということです。セラミドは3つのタイプに分かれていますが、中でもこのヒト型セラミドが一番保湿効果が高くなっています。コラーゲンやヒアルロン酸、アミノ酸などが配合されているものも効果的です。

4.遺伝

生まれつき肌の白い方に多くみられるもので、顔にほんのりと赤みを帯びているようにみえるのがこのタイプです。痛みやかゆみなどはなく、遺伝なので、特にケアする方法などはありませんが、色が白いと、肌トラブルが起こった時にとてもめだってしまいますので、保湿だけは常に心がけるようにしてください。

 

予防するには

顔の赤みを予防する方法として、日所生活の中で注意してほしいことは次の3つになります。

1.紫外線対策

紫外線は、5月が一番強いといわれていますが、年中通して降り注いでくるので、紫外線対策もお休みはありません。美肌の大敵である紫外線は、肌の赤みの原因にも関係してきます。日焼け止め、日焼け止め効果のある化粧品、帽子、日傘など、万全の対策をとるようにしてください。年中通して日焼け止め効果のある化粧品を使うことで、お肌の老化防止にもなります。

2.正しい洗顔

普段何気なく行っている洗顔も、ゴシゴシ洗いなどでお肌に刺激を与えて赤みの原因ともなってしまいます。クレンジングや洗顔料は適量を使うようにして、こすらずに、優しく洗うようにしてください。また、洗顔の際のお湯はお肌に負担の少ない30~35度のぬるま湯で洗うようにしましょう。

3.生活習慣

規則正しい生活習慣も、お肌の赤みを抑えるのには大切です。1日6~8時間程度の十分な睡眠をとり、バランスの摂れた食生活を意識するようにしましょう。

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かゆみを伴う赤み対策

顔の赤みでかゆみを伴う場合があります。ダメだとわかっていても、ついついかいてしまいお肌を傷つけてしまい、症状を悪化させてしまいます。洗顔や化粧品でかぶれや赤みが出る場合は使用をすぐにやめて、お肌に優しい低刺激のものを使うようにしてください。乾燥が原因の場合は、しっかりと保湿効果の高いものを使うようにしましょう。かゆみを抑える応急処置としては、冷やすのが一番効果的です。

かゆみが治まらない場合は、すぐに皮膚科を受診してください。皮膚のエキスパートに見てもらうことで、早く症状を完治させることができます。

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顔の赤みは皮膚科を受診

顔の赤みは皮膚科になります。炎症を抑える効果の高いステロイド剤を処方してくれますが、副作用もありますので、お医者様の指示を守って使うようにしてください。菌類の感染が原因なら、抗生物質などが処方されます。保湿剤なども病院で処方されるものなので保湿効果も高く、安心して使うことができます。

顔の赤みを治すには、日常の生活習慣を見直すことも大切です。特に食生活はお肌に大きな影響を与えますので、身体によくないと言われている添加物などが多い食品は避けるようにして、しっかりと栄養豊富な食生活をおくるようにしましょう。

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