肘はなかなか自分で見ることもないので、お手入れを怠りがちです。鏡越しでも見えないですし、腕を捻らないと見えない場所です。
ですが、人から後ろ姿を見られた時に、結構目につく場所なのです。特にこれからの季節、半袖やノースリーブになると格段と肘の黒ずみがあると目立ってしまいます。
肘の黒ずみがあって恥ずかしいからと、暑い夏も長袖ってわけにはいかないですものね。
今回は半袖になっても恥ずかしくないように、肘の黒ずみを解消できる方法をご紹介します。
黒ずみの原因、それはメラニン色素です
腕を少し捻って肘を見てみて下さい。黒ずんでいませんか?
黒ずんでいる方!一見汚れのように見える黒ずみ、これ汚れとも限らないのです。
肘の黒ずみのほとんどは、メラニン色素による色素沈着なのです。
なので、汚れだと思ってゴシゴシ洗って擦ってしまうと、場合によっては逆効果になることも。これからこの肘の黒ずみの原因と解消法をごお話していきますね。
肘を黒ずませる生活習慣
頬杖などの圧力や摩擦
デスクワークで肘をついたり、頬杖などをすることで肘に圧力や摩擦が加わります。その圧力や摩擦から皮膚を守ろうと、皮膚が厚くなったり、メラニン色素を多く作ってしまいます。
刺激に弱い
肘は皮脂腺が少なく、汗や皮脂がほとんど分泌されないので非常に乾燥しやすいです。よって、何かしらの刺激が加わると皮膚表面を保護しているもの(汗や皮脂など)がないので、ダメージを受けやすくなっています。
洋服などの摩擦
頬杖などの摩擦に比べれば少ないですが、袖のある洋服による摩擦から色素沈着してしまうことも考えられます。
ゆったりした服ならそこまでの心配は要りませんが、ピッタリした服や生地が厚くごわついているものほど摩擦が大きくなります。
黒ずみを解消する魔法の粉「重曹」
重曹は炭酸水素ナトリウムのことです。弱アルカリ性の成分で、食品にも多く使われています。重曹は、お掃除にも使えることで使っている方も多いでしょう。
実は重曹は肌にも美容効果があります。温泉にも重曹(炭酸水素ナトリウム)が含まれているのをご覧になったことはないでしょうか?お風呂に重曹を溶かせば、皮脂をスッキリと取り、身体はポカポカ温まります。スクラブ効果を利用すれば、肌もスベスベになります。それと、酸性のにおい成分を抑えてくれるので、体臭も抑えられるのです。
食品にも使われ、天然の物質なので身体にも優しく無害なので安心して使えます。
この重曹が肘の黒ずみを解消するのに使えるのです。ただし、重曹はお掃除用のものと食品用のものと大まかにあります。食用や薬用の重曹なら粒子が細かいので、肌に使うなら食用や薬用のものを使いましょう。
重曹を使ったスクラブケア
それでは重曹を使ったスクラブケアをご紹介します。
肘の黒ずみが気になるからと、思いっきりゴシゴシと行わないようにして下さい。頻繁に力を入れてゴシゴシ行うほど、皮膚に摩擦が加わり逆効果になることもあります。
肌に合わないようでしたら、使用を中止して下さい。
グリセリンを加えて保湿力アップ
グリセリンは化粧水、乳液、クリームにも配合されている成分で、肌への浸透が優れてとてもしっとりします。
用意するもの
重曹小さじ2、グリセリン小さじ1
やり方
材料を混ぜ合わせ、肘につけて優しくマッサージをします。その後、ぬるま湯で洗い流します。
レモン汁を加えて漂白効果アップ
レモン汁には、新陳代謝促進と漂白作用があります。重曹単品よりも、更に古い角質を除去する効果があります。
肘が乾燥して荒れていたり、傷がある場合はレモン汁が滲みることもあるので、その場合は使用を控えて下さい。
用意するもの
重曹小さじ2、レモン汁(好みのペースト具合で量は調節して下さい)
やり方
材料を混ぜ合わせ、肘に塗ってクルクルと1分間ほどマッサージをし、そのまま20分間のせたまま放置します。その後、ぬるま湯で洗い流します。
ヨーグルトを加えて美白や角質柔軟効果アップ
ヨーグルトに含まれる乳清(ホエー)にはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。美白に有効なビタミンも含まれ、角質を柔らかくしてくれます。また、保湿力も高いですよ。
用意するもの
ヨーグルト小さじ2、重曹小さじ1〜2
やり方
材料を混ぜ合わせ、肘に塗ってクルクルと1分間ほどマッサージをし、そのまま20分間のせたまま放置します。その後、ぬるま湯で洗い流します。
これらの重曹を使ったスクラブマッサージは多くても週1回が良いでしょう。あまり頻繁に行わないようにしましょう。
肘を黒ずませないように日頃心がけること
肘をつかないように徹底すること
頬杖、机やテーブルに何気なく肘をつく癖のある方は徹底して肘をつかないようにします。これを意識することで、すぐに肘の黒ずみが良くなるわけではなりませんが、新たな黒ずみが発生するのを防いでくれます。
肘の保湿も怠らない
肘の保湿をつい怠ってしまいがちですが、肘もとても乾燥します。また、衣服での摩擦やその他肘に摩擦が加わった際にも、保湿をしっかりすることで摩擦から肌を守ってくれます。
保湿効果の高いシアバターやホホバオイルなどをしっかり塗ります。あまりに乾燥が酷い場合は、クリームを塗りこんでから上からラップをしてしばらくパックして時間を置くと良いでしょう。
黒ずみが気になるからとむやみにゴシゴシ洗わない
黒ずみが気になるからと、ナイロンタオルやアカスリタオルなどでゴシゴシ黒ずみを落とそうとしていませんか?はっきり言ってそれで黒ずみは落ちません。そんなことをしては逆効果で、更に皮膚が摩擦から守ろうとメラニン色素を増やして黒ずんでしまいます。
ターンオーバーを促進させる
肘の古い角質が留まったままのこともあるので、上記の重曹を使ったマッサージで古い角質を定期的に除去してあげましょう。
美白化粧品を使ってみる
肘だけでなく、膝、脇の下、ビキニライン、乳首などの黒ずみ対策ジェルなんかもあります。メラニンの元を分解し、保湿効果もあるので肌がとても潤うジェルで「ピューレパール」という黒ずみ専用のジェルがあります。肘などの角質が硬くなったところにも、成分がナノ化されて成分がしっかり内部まで届くという優れモノです。
顔と身体は皮膚の構造が違うので、顔用の美白化粧品を使うよりボディの黒ずみ専用商品を使うようにしましょう。60日間の返金保証制度もあるので、使ってみてやっぱり肌に合わないなと思った時は返金してもらうこともOKです。
期間限定でリスクなくスタートできますので、気になる方はお早めにチェックしてください。
>>黒ずみの美白クリーム「ピューレパール」の公式サイトはこちら
半袖やノースリーブの服を着る前までに、肘の黒ずみを解消したいですね!
とにかく摩擦を与えない、保湿をしっかりするはもちろん、即効性なら重曹を使ったマッサージや黒ずみ専用ジェルなんかも使ってみましょう!