日焼けしたところがヒリヒリして痛い!そんな時はこうしよう

日焼けしたところがヒリヒリして痛い!そんな時はこうしよう

 

美を愛する女性の天敵、日焼け。日焼け止めを塗り忘れていたり、塗っていても一日中屋外にいることでどうしても焼けてしまいます。

特に海やスポーツなど強力な紫外線に長時間当たると、日焼けで肌がヒリヒリと痛むことがあります。そのままにしておくと、肌にも悪く痛みが長引いてしまいます。

今回は、日焼けをして肌がヒリヒリと痛む理由や対処法を紹介します。

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日焼けは「やけど」に近い炎症

そもそも日焼けとは何でしょうか?日焼けによって肌が赤くなる人、すぐに黒くなる人がいます。ヒリヒリする症状は「赤くなっている」状態

日焼けは「日光皮膚炎」という炎症です。紫外線を浴びて4-5時間程度経つと皮膚が赤くなり始め、24時間後の翌日に赤みが最も強くなります。日焼けの程度がひどい場合には水ぶくれを伴うことも。

赤くなっている状態は、UV-B波の影響を受け皮膚の細胞が傷つき炎症を起こしているのです。皮膚表面が傷つき、体内の水分が外に出てしまいます。これを「サンバーン」と言い、シミや皮膚ガンの要因になります。

サンバーンが過ぎ去ると、今度はUV-A波が表皮に到達しメラノサイトを刺激します。そこでメラニン色素が生成され皮膚が黒くなります。

皮膚を黒くすることで紫外線を反射し、紫外線のダメージが皮膚の奥底まで届かないようにするためです。黒くなった状態を「サンタン」と言います。長い時間をかけて、シワやたるみの要因になります。

サンバーンの状態ですぐに対処をすれば良いのですが、放置すると痛みが長引いたり水ぶくれが治りにくくなることに。サンバーンは要するに軽度の”やけど”です。

日焼けして肌がヒリヒリする時には、やけどと同じ対処法が必要になります。

日焼けしたところがヒリヒリして痛い!そんな時はこうしよう

 

まずは「冷却」と「保湿」

日焼けのヒリヒリは軽度のやけど。やけどをした時にはまず「冷やす」ことが大切です。日焼けをした直後は体全体が火照っています。水風呂や冷たいシャワーなどで体を冷ましてあげて。

火照りが治ったら、保冷剤や氷袋をタオルに包み、焼けた部分に当てます。ヒリヒリしない箇所も、日焼けで炎症を起こしている可能性があります。服から露出していた部分は全体的に冷やしましょう。

しっかりと冷やせば、翌日には痛みが引くことが多いです。

痛みが治まるまで冷却を繰り返したら、次は「保湿」します。

日焼けをすると肌が傷ついて水分が失われます。乾燥すると肌が弱くなり、少しの紫外線でもまた痛みが出てしまいます。失った水分を補って日焼けの治りを早くしましょう。

日焼けをすると皮膚が敏感になるので、消炎作用のあるローションやクリーム肌を保護する目的の軟膏が適しています。ローションやクリームはしみたり痛みのあるものを避け、肌に優しいものを選びましょう。

 

日焼けケアに良い保湿クリーム

日焼け後の保湿には、消炎作用があるものや肌表面を優しく保護するものが適しています。

・アロエ成分の含まれたローションや軟膏
・オロナインH軟膏
・日焼け専用軟膏
・ワセリン
などが効果的。

どれもドラッグストアや薬局に売っているので、夏場は一つ常備しておくと良いでしょう。

日焼けした部分に塗ってラップをすると、しっかりと成分が染み込み保湿できますよ。

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痛みが治まった後のケア

日焼けのヒリヒリが治っても油断は禁物。肌の状態が悪化しないよう注意してケアしましょう。

無理に皮を剥がない

日焼けの痛みが治って数日経つと、皮がペリペリと剥けることがあります。自然に剥けた分が構いませんが、剥けそうになっている部分を無理に剥がすのはやめましょう。

剥いた部分の乾燥がひどくなるなるので、ポロポロと剥けそうな部分には重点的に保湿を行います。ワセリン植物性オイルなど、肌への負担が少ない油分を足してあげましょう。

ボディソープを使わない

日焼けした後は入浴時にボディソープを使用しないように。ボディソープやクレンジング剤などの洗浄料は合成界面活性剤が含まれています。肌への負担になるので使用は控えましょう。

肌の状態が落ち着くまでは、お湯のみで洗いゴシゴシとこすらないようにします。お湯はぬるめの温度で刺激にならないように注意して。

日焼け止めを使用した日や体が汚れてしまった日には、合成界面活性剤の入っていない無添加の石鹸や石鹸ベースのボディソープを使用しましょう。

顔が日焼けした場合は洗顔料も同様です。

日焼けをしない

日焼けした後は肌が弱っています。さらなる日焼けをしないよう意識しましょう。日傘を使用したり、肌に優しいファンデーションなどで保護します。

日焼け止めは敏感肌向けのものを選びましょう。

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十分な睡眠をとる

日焼けは肌以外も細胞にも傷をつけるので、体全体が弱ります。普段よりも早めに就寝してたっぷり寝ましょう。

寝ている間に体や皮膚の修復が行われます。休息時間を長くとってあげて。

水分を摂る

日焼けはやけどと同じような状態。体全体の水分が不足しています。日焼けした後は、意識して水分を摂りましょう。

こまめに水を飲み、内側にも水分を行き渡らせます。

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