夏が近づくと、アップスタイルで涼しげに可愛くアレンジする女性も多くなってきますよね。そんな時に気になってしまうのが首ニキビです。
今回は、首ニキビができてしまう原因や、自宅ケアの方法などについて詳しくご紹介していくとともに、予防法についてもご紹介していきます。
首ニキビの原因
まずは、首ニキビはなぜできてしまうのか、その原因からお話していきます。
1.流し残しによる刺激
首元は、シャンプーや洗顔料などの泡を、きちんと流せていないことにより、刺激を与えてしまいやすい場所なのです。特に首の裏は要注意です。
シャンプーやボディーソープは、保湿成分も含まれていますが、洗浄成分が多く含まれています。その成分が首に残った状態のままでいると、肌に刺激を与えてしまうのです。
ニキビは、肌に刺激などの負担を与えることでも発生します。入浴の際は流し残しがないよう、最後に全身すみずみまでシャワーで流すようにしていきましょう。
2.血液循環の悪化やホルモンの乱れ
首元は、リンパが多く流れている場所です。そんな首元の血液循環が滞ってしまうことで、老廃物を流すことができず、肌の新陳代謝を妨げてしまう恐れがあるのです。
肩こりや冷えなどでも、リンパの流れを損ねてしまうので、気づいたときにマッサージするなど、ケアしていくことが必要です。
また、ホルモンバランスが崩れることによりニキビを作りやすくさせてしまうこともあります。首もお顔と同じように、丁寧なスキンケアを心掛けることが大切です。ホルモンバランスを整え、リンパを流し、清潔に保つことが重要なのです。
首ニキビを自宅で治す方法
それでは、首ニキビができてしまった時の対処法についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
隠さず刺激を与えないこと
首ニキビができてしまうとやりがちなのが、髪の毛やヘアスタイルで隠そうとすることです。しかし、整髪料や流さないトリートメントなど、髪の毛つけている成分が、ニキビを刺激する可能性もあるのです。
ニキビは、刺激を受けるとより悪化してしまい、治るまでに時間がかかってしまう場合もあります。なるべく外部からの刺激を避けるためには、服の繊維にも気をつけ、隠さないよう清潔を心掛けるようにしましょう。
丁寧なケアを行う
首は、お顔と同じように肌質は繊細で敏感です。ニキビに関係なく、ケアは丁寧に行う必要があるのですが、化粧水やクリームなどで保湿することが効果的です。
ケア用品のポイントは、保湿成分がたっぷり含まれていることと、抗炎症作用成分が含まれていることです。ニキビ用の化粧品などには、抗炎症作用の成分が含まれているものが多いですが、皮脂まで減らしてしまうようなものは避けるようにして下さい。
皮脂を減らしすぎないこと、保湿を心掛け、清潔に保つことを心掛けたスキンケアを目指していきましょう。
首ニキビを作らないための予防法
首ニキビを治すことができても、作らせてしまう習慣を改善しない限り、ニキビはまた発生してしまいます。できてしまう前に、予防していきましょう。
入浴のポイント
シャンプーの流し残しなどが首ニキビの原因になるとお話しましたが、入浴の際は、洗う順番に気を付ける事で、流し残しを防ぐことができます。
まずは、湯船につかることが大切です。湯船につかるだけで、全身の血行を良くなり、毛穴の汚れを浮き上がらせることができます。そして、洗う順番のポイントは、最後に洗顔することです。
1.メイク落とし
2.シャンプー・リンスをする
3.体を洗う
4.洗顔する
まずはメイク落としでメイクを綺麗に落としましょう。しかし、その流れで洗顔も済ませてしまうという方は要注意です。シャンプーを流す際に、汚れが顔に付着する恐れがあるため、顔や首筋は最後の洗顔でキレイに洗い流しましょう。
睡眠環境を整える
睡眠は、肌を健やかに保つためにとても大切な時間です。良質な睡眠を得るためには、まずは睡眠環境を整えることから始めていきましょう。
1.枕カバーは毎日洗い替える
2.リラックス効果のあるアロマを焚く
3.程よい湿度を保つ
枕カバーは、毎日変えるのがベストです。首元や素肌に触れるため、清潔に保つ必要があります。お気に入りのタオルを枕の上にひいて、タオルを毎日洗い替えるだけでも効果はありますよ。
内臓のケアも大切
最後に、ニキビの予防や改善には、体の中からバランスを整えていくことが大切です。首元のニキビだけではなく、肌荒れを作り出しているのは、私たちが毎日口にしている食事が原因の可能性もあります。
・暴飲暴食は避けること
・内臓を休ませるために、脂っこい食事ばかり摂らないこと、
・休肝日は必ず作り、アルコールの過剰摂取は控えること
内臓を休ませてあげることで、体の機能が正常に戻り、老廃物の溜め込みを防ぐ効果もあります。肌は内側からケアするということも忘れずに、内臓を健康に保つということも意識してみて下さいね。