老け顔の最大の原因と言ってもいいくらいの影響力があるほうれい線。実際多くの女性たちがこのほうれい線を気にして毎日入念なケアをおこなっています。
しかし、小鼻の横から口元にかけて深く刻まれているそのほうれい線が本当にキレイになっていくのか気になりますよね。
そこで今回は、そもそもほうれい線ができてしまう理由となぜほうれい線があると老けて見えるのか、そしてほうれい線を消すための3つの対策についてご紹介します。
ほうれい線ができる理由とは?
誰もが知るほうれい線の一番の原因は、年を重ねるごとに減っていくコラーゲンや肌水分量のせいで肌全体のハリが落ちて下がってきてしまうことです。頰の肉を押さえられなくなり、下がってきたときに肉が薄い口元部分との境目でほうれい線ができてしまうのですね。
しかしほうれい線は必ずしもこうした加齢による肌の乾燥だけの問題ではなく、睡眠不足や食生活の乱れなど基本的な生活習慣が原因となっている場合が多いのです。そのため、もちろん若い人でもほうれい線ができる可能性は充分にあるということが言えるのです。
若い人にできるほうれい線の場合で、一番原因として多いのはストレスによるものです。ストレスはあらゆるからだのバランスを崩してしまうので、肌水分量もあっという間に減少してしまうのです。
ほうれい線はなぜ老けて見える?
ではほうれい線はなぜ老けて見えてしまうのでしょうか。人は老け顔の印象として主にシワやシミなどを挙げる人がほとんどです。
ほうれい線はこのシワの中でもかなり深く肌に刻まれている部類に入るため、ほうれい線があるとシワが深く入ってしまっているように思われてしまうのです。また頬の肉がたるんで見えるため全体的な顔の筋肉が下がっているのが顕著になって多くの人から老けているという印象を受けてしまうんですね。
逆にほうれい線が無いと頬の肉もハリがあって、顔全体の筋肉が引き締まっているように見えることから年齢よりも若く見えたりとメリットは多いものなのです。そのため、多くの人がほうれい線を消すために様々な対策をおこなっているのです。
ほうれい線を消すための対策①
ほうれい線を消すために、誰もが簡単におこなえる対策が舌を使った運動です。ちょっとお顔が乱れるので…どこでもできるとは言いがたいのですが自宅ではテレビを見ながら、お風呂に入りながら手軽におこなうことができます。
まずは口を閉じたまま舌を歯茎に沿ってぐるっと一周動かすという方法です。左右3セットを朝昼晩と続けてみてください。意外とハードなので最初は疲れますが、これが口周りの筋肉を鍛えている証拠です。ほうれい線を伸ばしていく気持ちで舌を大きく動かすようにしましょう。
舌を大きく使うことは日常生活ではあまりありません。その分普段使っていない口周りや首の筋肉を鍛えることができるのです。
ほうれい線を消すための対策②
加齢によるコラーゲンの減少でほうれい線ができてしまっている場合は、コラーゲンの生成を促すような洗顔で肌自身の再生能力を活かして対策をしていきましょう。肌に一番優しく、さらに適度にストレスを与えることで肌がコラーゲンを作り出す力を高める洗顔の際のお湯の温度は42度です。少し熱めだと感じるくらいで2分ほど洗顔をすることで、コラーゲンを増やしていくことができるのです。
洗顔後は、更に42度のお湯で作った蒸しタオルを顔に当てて押しの一手を3分間おこないます。42度だとすぐ冷めてきてしまうと思うので、何度かお湯に漬けなおして蒸しタオルをすると良いですよ。
ほうれい線を消すための対策③
日々のスキンケアからほうれい線を消していきたいと考えているならば、やはりコラーゲンの生成を助けるようなアンチエイジング用スキンケア用品を使っていきましょう。ただ、単にコラーゲンを含む化粧水などを選べば良いというわけではありません。
ほうれい線は真皮層にまで深く亀裂が入ってしまっている状態ですので、真皮層までしっかり届いてコラーゲンの生成を助けるスキンケア用品が適しています。コラーゲンの生成を促すビタミンC誘導体が配合されているスキンケア用品を選び、更に同時に美顔器を使ったり角質を落とすためのケアをしていったり工夫しながら使っていく必要があります。
せっかくそれなりのお値段を支払うのですから、やはり最大限の力を引き出させることが重要なのです。
まとめ
ほうれい線は日々アンチエイジングに励んでいる女性にとっては、かなりの強敵です。それには今回ご紹介した舌を大きく動かす運動や42度でのお湯洗顔に蒸しタオルなど、お金のかからない対処法がたくさんあるのです。
また自宅で気軽に誰でもできるようなことなので、是非今からでも初めていってください。もしお金に余裕があるときは、やはりご紹介したようなアンチエイジングのスキンケア用品と併用するのがベストです。
大切なことは毎日しっかり続けることです。ほうれい線の目立たないハリのある肌を目指して見た目年齢を若く保つようにしましょう!