顔を10歳以上老けさせる「目尻のシワ」の原因と対策

顔を10歳以上老けさせる「目尻のシワ」の原因と対策

 

年齢とともに気になり始めるのが「目尻のシワ」。目尻にシワが寄っていると温和な印象にはなりますが、年齢より老けて見えます。

できることなら目尻にシワのない美魔女を目指したいですよね。目尻はもともとシワができやすい箇所なので、若いうちからのケアが大切です。

今回は、目尻のシワができる原因と目尻のシワのケア方法を紹介します。

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目尻のシワの種類と原因

目尻のシワにはいくつか種類があります。

1.表情ジワ

笑った時にできる目尻のシワは表情ジワです。優しい印象を与える素敵なシワですが、目尻が乾燥していると笑った時のシワが元に戻らず、シワとして残ってしまうことがあります。

目尻のほか、眉間や額のシワも同様です。

2.ちりめんジワ

カラスの足跡などと呼ばれる、目尻の細かく浅いシワ。ちりめんジワは皮膚の表面にある表皮に、乾燥によってできるシワです。加齢に伴い発生しやすくなります。

3.加齢による深いシワ

皮膚の根底にある真皮層にまで達する深いシワで、一般的にシワと呼ばれるもの。加齢姿勢の悪さによって引き起こされます。表情ジワを放置すると深いシワにまで進行してしまいます。

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それでは目尻のシワはなぜできるのでしょうか?

目尻のシワの原因は、皮膚の弾力性が下がり、たるみが生じるから。加齢や紫外線によって皮膚の表面がたるみ、たるんだ谷の部分にシワができます。

シワができた部分を修復せずに放置するとダメージが奥深くまで達し、皮膚を支えているコラーゲンやエラスチンが減少します。そうなると修復が間に合わず、真顔の時でもシワが寄るようになってしまいます。

顔にある表情筋が衰え、その上に脂肪が乗ると更なるたるみを生むことに繋がります。急激な体重の変化もたるみやシワを引き起こします。

また、猫背など姿勢の悪さも関係しています。姿勢が悪いと顔や周辺の皮膚が引っ張られ、たるみの原因になります。

目元は皮膚が薄くデリケートです。その上たるみが生じるとすぐにシワが寄ってしまいます。もともとシワが発生しやすい箇所なのです。

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自宅でできる目尻のシワ対策

目尻のシワは自力でも対策可能です。シワが寄っている部分をしっかり保護し、乾燥しないよう意識しましょう。

保湿

目尻のシワのケアで、何よりも重要なのが保湿です。目元は皮膚が薄く、もともと乾燥しやすい部分。シワがあるなら更に乾燥しています。

目尻のシワには、顔の他の部分に使う化粧水や乳液よりもしっとりとしたクリームが良いです。目元専用のアイクリームや美容液が最適。潤いに加えて肌にハリを与える成分が配合されているものも多いです。

ゴシゴシ擦るとシワを進行させてしまいますから、優しくゆっくりとクリームを伸ばしてあげましょう。

メイクではクリームファンデーション、そしてリキッドファンデーションなど、保湿作用のある化粧品を選びましょう。化粧直しのタイミングで保湿ジェルやクリームを目尻に塗り込めば、夕方も乾燥しにくいです。

紫外線対策

紫外線は皮膚の老化のもと。長い間紫外線を浴び続けることで、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチン繊維が減少します。また活性酸素を増やして肌の老化を促します。

目尻のシワをケアするにも毎日の紫外線ケアが大切です。メイクの前にしっかりと日焼け止めや日焼け止め効果の有る下地を塗りましょう。目尻に塗る日焼け止めはしっとりタイプのものが良いです。

マッサージ・ツボ押し

目尻のシワを改善するには、目元の血行を良くして肌の新陳代謝を促すことが必要です。目元のマッサージやツボ押しを取り入れて、血行を改善し老廃物を流せる状態にしましょう。

 

目尻のシワを予防するための習慣

目尻のシワは、日頃の心掛けで予防することができます。体の他の部分と同じおように、目元も労ってあげましょう。

目をこすらない

コンタクトや花粉症など、目が痒くてゴシゴシとこする習慣がある人、要注意です。目元の皮膚は薄いのでダメージを受けやすく、こすることがシワの原因になります。クレンジング時の力加減にも注意しましょう。

夜更かしや長時間のスマホ使用を控える

目が疲れていると眼球はもちろんまぶたの負担になります。パソコンやスマートフォンを使用する際には定期的に休憩を取る、夜更かしをせずしっかり寝るなど、目の疲れを防ぐよう意識しましょう。

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目尻のシワに効果的な美容成分

目尻のシワにはたらきかける美容成分を日々のケアに取り入れましょう。美容液やクリーム選びの参考にしてください。

レチノール

ビタミンAの一種で、目尻のシワに効力を発揮する成分です。レチノールはコラーゲンを生成するはたらきがあり、肌のハリを生み出します。

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ビタミンC誘導体

コラーゲンを合成する際に必要になるのがビタミンC。ビタミンC誘導体はビタミンCの吸収率を上げた成分なので、ビタミンCそのものを摂るよりも効果が表れやすいです。

目尻のシワ対策には”APPS”、”リン酸アスコルビル“が含まれたものが適しています。

セラミド

皮膚の細胞と細胞の間にある脂質は、セラミドと言う成分でできています。セラミドを塗り込むことでスムーズに肌を保湿できます。

浅いシワならセラミド配合の化粧品で保湿するだけでも改善しますよ。

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