![ガサガサ唇と無縁になれる、正しいリップケアの方法を公開中](https://bihada-hiketsu.com/wp-content/uploads/2016/06/Fotolia_87052043_Subscription_Monthly_M.jpg)
赤ちゃんのようなふっくらとしたぷるぷるの唇は、男性への強力なアピールにもなる女子の憧れですよね。
唇は顔の中でも特に目につきやすい部分です。ガサガサでひび割れたり皮が剥けたりしていると、どんなにメイクやヘアスタイル、ファッションに気合いを入れていても魅力半減ですよね。
でも、唇はとってもデリケート。ガサガサ唇を何とかしようと一生懸命リップクリームを塗っていても、使い方が間違っていれば余計に悪化させてしまう恐れがあるんです。
今回は、正しいリップクリームの選び方と使い方など、デートや合コンの前日でも間に合うリップケアの方法をご紹介します。
唇が荒れるのはなぜ?
唇は口内の粘膜がそのまま外に出ている部分なので、肌のほかの部分を比較して角質層がとても薄く皮脂腺もないため、水分を保持したり皮脂を分泌することができません。そのため、非常にデリケートで荒れやすくなっているんです。
そんなデリケートな唇が荒れてしまう原因は、大きく6つあります。
1.乾燥
皮膚の表面には外部からの様々な刺激から皮膚を守る角質層がありますが、唇の角質層は非常に薄く皮脂腺もないため、潤いを保てず水分が蒸発しやすい環境です。
特に唇が乾燥する原因として多いのが、以下の5つです。
・空気の乾燥
・口呼吸
・紫外線
・唇を舐める
・水分不足
2.唇の汚れ
唇に食べ物の汚れや落としきれなかったメイクなどがついたままになっていると、時間の経過により刺激となり、唇の荒れや色素沈着を引き起こしてしまいます。
特に辛い、酸っぱいなどといった刺激のある食べ物や香辛料は唇への刺激も強いので唇も荒れやすくなります。
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3.胃腸の荒れ
胃腸の状態は唇とも深く関係しています
胃腸が弱っていると体全体の抵抗力が落ちるため、刺激に弱く荒れやすい唇は特に影響を受けてしまうんです。
暴飲暴食や生活リズムの悪化、精神的なストレスによって胃腸が荒れている場合、いくらリップケアをしても唇が荒れてしまうので、まずは胃腸のケアを考える必要があります。
4.唇の摩擦
唇は表皮が薄いので、強くこすることで傷ついたり荒れてしまう原因になります。
強くこすってメイクを落としたり、洗顔や食事の後に唇をこすって拭いたりすることではもちろんのこと、睡眠中に布団や枕と擦れることも刺激となって、唇の荒れを引き起こします。
5.ビタミン不足
皮膚や粘膜を健康に保つビタミンB群やビタミンCの不足が、ニキビなど肌荒れの原因になるのはご存知だと思います。
表皮の薄い唇は、肌以上にビタミン不足の影響を受けやすく、ビタミンが不足するとすぐに荒れてしまいます。
6.使用している化粧品があっていない
意外と見落としなのが、リップクリームや口紅、グロス、そして歯磨き粉との相性です。
特に、敏感肌であったりアレルギーを持っていたりすると、リップクリームなどに含まれる成分が刺激となって、使えば使うほど唇の荒れを引き起こしてしまいます。
化粧品の成分を確認したり、無添加のものに切り替えたり、必要であれば医師の診察を受けましょう。
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リップクリームの選び方
リップクリームには、
・化粧品
・医薬部外品
・第三類医薬品
の3種類があります。
「化粧品」や「医薬部外品」、「薬用」と表記されている一般的なリップクリームは、唇の荒れを改善するためのものではなく、唇が荒れるのを防ぐためのもので、唇が荒れたり乾燥したりしてしまう前に使うのが正解です。
唇が割れちゃったと言ってリップクリームを塗ったのでは、手遅れなんですね。
荒れてしまった唇に塗るのであれば、「第三類医薬品」と表記されたリップクリームを選びましょう。
一般的なリップクリームと比較してやや高額ですが、唇の荒れを治療することが目的となっているリップクリームなので、唇の荒れの改善に効果があります。
正しいリップケアの方法
リップクリームは、ただ塗ればよいというものではありません。
リップクリームの効果を最大限に引き出し、ぷるぷるの唇を手に入れるためのリップケアのポイントは、次の4つです。
1.塗る前に余分な皮を取る
荒れて剥がれた唇の皮を放置していると、見た目が美しくないだけでなく、リップクリームの成分も浸透しにくくなってしまいます。しっかり除去しておきましょう。
ただし、無理矢理引っ張って剥がすと、周りの皮まで一緒に取れていまい、唇に傷がつく原因になってしまいます。
入浴後や蒸しタオルを使うなどして柔らかくなった唇にワセリンをたっぷり塗り、剥けた皮が柔らかくなったら、指で円を描くようにマッサージすれば、自然に不要な皮が剥がれます。
リップケア用品は柔らかくしてから使う
特に冬など寒い季節は、リップクリームやワセリンなどリップケア用品が固まってしまっていることがあります。
固いまま使用すると唇に馴染みにくく、無理矢理塗ろうとこすると、余計な摩擦となって荒れが悪化してしまいます。
手で包むなどして柔らかく馴染みやすい状態にしてから使用しましょう。
リップクリームやワセリンは縦に塗る
リップクリームを塗るときに、つい口塀のように横に塗り込んでいませんか?
その塗り方では唇への摩擦が強く、保湿したい部分にきちんと塗ることができません。
リップクリームやワセリンなどを塗る際には、唇のシワに沿って縦向きに塗るようにしましょう。
一旦指先にとって丁寧に塗り込んでいくと、より効果的です。
仕上げにラップパックで
自宅でのナイトケアなら、最後にもうひと手間かけて仕上げのケアをしましょう。
リップクリームを塗った唇に、上下の唇の大きさにカットしたラップを乗せ、10分置いたらラップを取って、余分なリップクリーム拭き取ってから、改めてリップクリームを塗るだけでOKです。
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リップクリームの代用に使えるものは?
リップクリーム以外にも、リップケアに使えるものがあります。
たとえば、
・オリーブオイル
・はちみつ
・馬油
・ココナッツオイル
が挙げられます。
どれもデイリーケアに使うのは難しいですが、一日頑張った唇へのご褒美としてのナイトケアにはピッタリですよね。
自分の唇にあったものを見つけて、唇を労ってあげてください。
乾燥や栄養バランスの乱れ、胃腸の荒れ、汚れやこすり過ぎによる刺激やリップクリームとの相性などですぐに荒れてしまう唇。
でも、自分に合ったリップケアアイテムを使って丁寧にケアすることで、誰でもふっくらぷるぷるの唇を手に入れることができます。
ぜひ今日からリップケアを見直してみましょう。