日本人は身長に対して頭部が占める割合が大きい、いわゆる顔の大きいタイプの人が多いのです。ですから8頭身なんて人はすごく憧れの存在でした。
ところが、日本人の体型もどんどん変化していて、今では9頭身や10頭身なんてモデルさんもいます。小顔に憧れるのは女性も男性も共通のこととなってきました。
身体はそれほど太って見えなくても、顔が大きくてぽっちゃり顔だと太った印象を与えるので損しますよね。そこで顔太り対策に効果が期待できるマッサージや顔のエクササイズをご紹介しましょう。
顔太りにはタイプがある!
顔が太ってしまいやすい原因にはいくつかのタイプに分けられます。自分はどのタイプに当てはまるのか、思い当たることがあれば改善に取り組んでみましょう。
むくみやすいタイプ
顔がむくみやすいタイプの人は、いつも腫れぼったくて顔が大きく見えてしまいます。脂肪もついていないのに腫れて大きく見えるのは損しますね。
むくみの原因には塩分のとり過ぎや、水分の過剰摂取、アルコールの飲み過ぎ、腎臓疾患、冷え性などがあります。
朝は顔がむくんで大きく見えるのに、夕方になるとまぶたが窪んで顔が小さくなったように見えるタイプはむくみを予防することで小顔をキープできるようになります。
下向きが多いタイプ
現代人に多いタイプがスマホを見ている時間が長くなり、無意識のうちに顔が下を向いてしまうことで皮膚のたるみが生じて、引き締めることができなくなってしまうことです。
まだまだほうれい線ができるような年齢ではないのに、老け顔になってしまうのもこのタイプになります。
無表情なタイプ
表情の変化が大きい人は顔の筋肉を使うことも多いので、顔が引き締まりますが、無表情で口を開けて笑うことが少ない人は顔の筋肉が発達しません。
顔の筋肉が弱くなると血流も改善されるのでむくみも生じにくくなりますから、無表情の人は顔が太りやすい傾向にあります。
顔の骨格が歪んでいるタイプ
顔の骨格は身体に歪みが生じるのと同じく、骨格にも歪みが生じることがあります。左右の目の大きさや位置がずれてしまったり、話す時に口角が歪んでしまう場合は、骨格の歪みから顔の筋肉もバランスが崩れている可能性があります。
骨格の歪みを矯正するだけで顔が引き締まることもあるのです。顔のむくみの原因にも歪みが関係するので根本的な原因になっていることが考えられます。
二重あごになるタイプ
太っていないのにあごの下の肉がダブついて二重あごになる人はあごのラインの筋肉が衰えていることと、舌を動かす筋肉が衰えていることが考えられます。
あごのラインをシャープにしないと小顔にはなれません。フェイスラインを意識した筋肉を鍛える必要があります。
小顔ダイエットのやり方~マッサージ系~
小顔になりたい人におすすめのマッサージ方法をご紹介します。順番通りにマッサージしても5分以内にできますので、お風呂の中やお風呂上りなど、リラックスして身体が温まっている時に行いましょう。
ウォーミングアップ
最初に顔に溜まった老廃物をリンパに流しやすくするための準備をします。
1.首の後ろで手を組み左右に引き下ろすようにして首の前から鎖骨までマッサージする。
2.耳の下から首の側面に沿って下に押し流し、鎖骨にそって脇の方へ向かってマッサージする。
3.ワキの下に手を入れて軽く挟んでリンパ節を揉むようにマッサージする。
額のマッサージ
1.額の中心に左右の手の人差し指、中指、薬指の腹を当てて少し強く押す。
2.そのままこめかみに向かっ広げてマッサージする。
3.こめかみまできたら少し軽い力で指圧する。
4.このマッサージを3回行う。
口のまわりのマッサージ
1.中指と薬指で口の下の真ん中を押しながら口角までマッサージする。
2.口角を指で広げるように押してマッサージする。
3.鼻の下を四本の指を使って少し強めの押す。
4.このマッサージを3回行う。
小鼻のマッサージ
1.小鼻の横に中指をあてて、人差し指をその下にあてて歯茎を押すようにマッサージする。
2.小鼻に人差し指をあてて中心に集めるように押してマッサージする。
3.1と2のマッサージを3回ずつ繰り返す。
あごのマッサージ
1.こぶしを握ってグーにして、第二関節部分をあごの下に入れて筋肉をほぐしながら耳の方にずらしながらマッサージする。
2.上を向いて人差し指と中指、薬指の三本でフェイスラインを左右交互に引き上げるようにマッサージする。
目の周りのマッサージ
1.眉毛の下から骨に沿ってマッサージする。
2.目の下からこめかみに向かってマッサージする。
小顔ダイエットのやり方~エクササイズ系~
小顔になるためには、顔の筋肉を動かすことが大切です。普段使っていないところを意識して動かすようにエクササイズをご紹介します。
顔伸ばしエクササイズ
1.鼻の下から思い切り顔を伸ばします。
2.5秒間キープして戻す。
3.これを5回繰り返します。
舌回しエクササイズ
1.口を閉じて舌で歯茎の根元をなぞりながら右回りに10回。
2.同じように逆回転を10回。
3.右と左の回転を10回ずつ2セット行う。
口角エクササイズ
1.「い」と言う時の口のカタチで思い切り口角を広げる。
2.「う」という時の口のカタチで思い切り口をとがらせる。
3.これを10回行う。
まとめ
小顔になるためには、マッサージやエクササイズを毎日粘り強く続けることが大切です。お風呂の時間やテレビを見ている時間などを有効に使って続けてくださいね。