べたつく脂性肌は化粧崩れもひどく、スキンケアにも悩むものです。そんなオイリーな脂性肌をきれいに魅せるためにおすすめの洗顔方法をご紹介します。
自己流でとりあえずケアしているあなたに是非知っていただきたい情報満載ですので参考にしてくださいね。
脂性肌の特徴
なんとなくしかご自身の肌質を把握していない人も多いかと思います、そこで、脂性肌の特徴からご紹介しましょう。
お肌の表面には、水分と脂分が存在します。つまり、水分量と皮脂量の割合に応じて、肌質は決まるのです。
脂性肌の方は、必要以上にお肌の毛穴から皮脂が分泌している人のことを言います。皮脂が多く出るため、毛穴が開きがちになり毛穴が目立つのも特徴だといえるでしょう。また、それだけではなく、吹き出物や大人ニキビなどができやすくなるのです。これは皮脂量が増えることで雑菌が増えてしまうからです。
見た目でいうと、やはり皮脂が多いあごやTゾーンなどはテカリが目立ちます。また、毛穴の黒ずみも目立つのでくすんだ肌になりがちです。触った感覚も、サラサラとした手触りではなくべたつきを強く感じるでしょう。
脂性肌の原因
次に脂性肌になってしまう3大要因を見ていくことにしましょう。
1.食生活
まず1つ目は、普段の食生活です。過食や食事の種類によって腸が受ける影響が吹き出物の形ででるように、食事とお肌の状態は密接な関係があるのです。
特に注意したいのが、「脂肪」、「糖分」、「アルコール」の3つです。脂肪の中でも、飽和脂肪酸を多く含んでいるバターや肉類は脂性肌を非常に引き起こしやすくなります。融点が高く、液体になりづらいため、毛穴を詰まらせる原因にもなるからです。
また、女性が大好きな甘いものやチョコレートも要注意です。さらに、揚げ物やナッツ類などもとりすぎないように気を付けましょう。
まったく取らないという食事方法は、栄養バランスの観点から考えてお勧めしませんが、控えるということを意識しておきましょう。
2.ホルモンバランスの乱れ
2つ目の原因はホルモンバランスが乱れてしまうことです。そしてそのホルモンバランスを乱れさせる要因となるのが、夜更かしなどによる睡眠不足やストレスです。
これらによる皮脂分泌を促進させる男性ホルモン「テストステロン」や「アンドロゲン」が増えてしまうからです。
3.間違ったスキンケア
3つ目は、間違ったスキンケアを行うことです。
特に問題視されているのが、べたつきを気にするがあまり過剰に洗顔をしたり、吸収率が高い油とり紙などで皮脂を取り去る行為です。
これらは一時的にべたつきやテカリを軽減してくれるものではありますが、気が付けばまたオイリーな肌になってしまうのです。
皮脂はお肌に必要な成分であるため、必要以上に取り去ると、身体が逆に皮脂が不足していると勘違いしてしまい、皮脂をさらに分泌させてしま為です。
また、べたつきを解消させようとごしごしと強く皮膚をこする行為もお肌を傷つけてしまうので注意が必要です。それによりお肌の表皮が傷つき、水分が不足すると、さらなる水分不足を防ぐために皮脂が多く分泌されてしまいますよ。
脂性肌にはどんな洗顔料が良い?
さて、脂性肌用洗顔料なども多く販売されていますが、実際あまりに多くてどういう基準で選ぶのがいいのか分からなくなりますよね。そこでクレンジングと洗顔料の両方を見ていきましょう。
1.クレンジング
まずお化粧をおとすクレンジングですが、オイルクレンジングは避けましょう。これは必要以上に皮脂を落としてしまうことを防ぐためです。
そこで、クリームタイプもしくはミルクタイプを選ぶことをおすすめします。
2.洗顔料
次に洗顔料ですが、おすすめなのは固形石鹸です。その理由は3つあります。
・添加物が少ないことでお肌にやさしい
・不要な脂分を含んでいない
・合成界面活性剤の含有量が少ない
固形石鹸は、泡タイプや液体タイプの洗顔料のわずか5分の1程度しか脂分が含まれていません。できるだけ脂分が少ないタイプの洗顔料を選ぶことで、洗顔後の化粧水の浸透力があがるのです。
また、固形石鹸は水分量が少ないため、お肌の脂分を取り去る界面活性剤が少ないという特徴があります。
逆にスクラブ入りやパウダータイプの洗顔料は、お肌の表面を傷つけるのでおすすめできません。また、メンソール入りはアルコール分が入っているため水分を蒸発させてしまい、余計に皮脂を増やしてしまうため注意が必要です。
脂性肌におすすめの洗顔方法
では具体的な脂性肌の方におすすめの洗顔方法をご紹介しますね。
1.ぬるま湯で顔を洗い、毛穴を開きます
2.固形石鹸をぬるま湯とネットなどを利用してしっかりと泡立てます
3.皮脂がでやすい「Tゾーン」、頬、目・口の順に洗っていきましょう
泡をお肌の上で転がすイメージで円を描きながら洗うのがポイントです
4.ぬるま湯でしっかりと流し残しがないように洗い流します
5.タオルをお肌に押し付けながら水分をとります
あなたのお肌にあった正しいケアでさっぱりした肌を目指しましょう。