若い頃は夜更かししても、スキンケアをちょっと怠っても気にならなかったはずのお肌の調子がすぐれないあなた!目の下のクマが目立っていませんか?
クマの種類とその原因、そして効果的な解消法をご紹介します。
「青クマ」とは
まずは、「青クマ」から見ていきましょう。「青クマ」は、目の周辺の血流が悪くなるとできやすくなります。血流が悪くなると血液が滞りやすくなるので、滞った血の色が透けて青く見えているのです。
クマの上からファンデーションを塗って、消えれば青クマだといえるでしょう。また、目周辺の皮膚を引っ張った時に、色が薄くなるのも、青クマの特徴です。皮膚を引っ張ることで血管が引っ張られその力で溜まっていた血液が動くためです。
「青クマ」の原因と解消法
さて、青クマの原因をもう少し詳しく知っておきましょう。
目周辺にはたくさんの毛細血管が存在します。しかし、血液の流れが悪くなってしまうと静脈内で血液が停滞してしまうのです。また目の下の皮膚はとっても薄いため、停滞している血液の色が透けてみえてしまうのです。
血流を悪くする原因はいくつかあります。
・パソコンやスマホの使用などによって目を酷使すること
・冷え性
・生活習慣の乱れ
・睡眠不足
目の使い過ぎによる眼精疲労や乾燥、身体全体の血流不全、生活習慣の乱れなどが影響している為、誰にでも青クマは出来てしまう可能性があるわけです。
また、生まれつき目の下の皮膚が非常に薄いことが原因となっている人もいます。
では、今度は青クマを解消する方法をご紹介していきますね。
1.コラーゲンを増やす
お肌に効果的なことでも知られているコラーゲンの力を取り入れることが有効です。たとえば、レチノールを配合した化粧品を使用し、スキンケアを行ったり、ピーリングを行うことで青クマを目立たなく出来ますよ。ただし、サプリメントは効果があまり期待できないので、お肌に直接アプローチすることをお勧めします。
2.ポリフェノールを摂取
ベリーの一種であるカシスに含まれるポリフェノールを取り入れることで、血流促進効果が生まれ青クマが解消します。明治製菓と大学の共同研究でもカシスポリフェノールを摂取した90分後に5%の改善が見られたというデータが確認されていますよ。
3.マッサージ
血流をあげるのに最適なのは、優しく動かしほぐしてあげることです。ただし皮膚が薄い部分なので強い力で行わず、薬指を使ってのマッサージがお勧めです。
1.両手の薬指で目の周りを一周ぐるりと2~3回動かし温めます
2.目尻から目の上ライン、次に下ラインとこめかみに向かってマッサージ
指を内から外に向かって動かすことで、老廃物を流すようにイメージして行ってくださいね。
「茶クマ」の原因と解消法
2つ目は「茶クマ」です。
茶クマは皮膚に問題があり、シミやくすみなどによって起こる色素沈着の一種です。その為、青クマのように皮膚を引っ張っても薄くはなりません。ファンデーションで隠すと茶クマは薄くなるのが特徴です。
そんな茶クマの原因には何があるのでしょうか?
まず注目しておきたいのは、目の下の皮膚が非常に薄く0.5~0.6ミリ程度しかない点です。また乾燥しやすくデリケートな部位でもあります。その為、目をこすったりアイメイクをオフするたびに起こる摩擦やエアコンなどの乾燥により、色素沈着を起こしやすくなっています。
また、シミを作りやすい原因といえば紫外線です。紫外線を多く浴び、生活習慣の乱れやストレスからお肌のターンオーバーが乱れることが茶クマを引き起こすのです。
そんな茶クマの解消法はこちらです。
1紫外線対策
必ず行っていただきたいのが紫外線対策です。紫外線がきつい夏場だけでなく1年中を通して紫外線を避けるようにしましょう。
2.美白ケア
色素沈着を薄くさせるためには、ビタミンC誘導体などを含む化粧品でお肌のケアをしてあげましょう。また、食事やサプリメントでもビタミンCを積極的に取るように心がけてくださいね。
「黒クマ」の原因と解消法
最後にご紹介するのは「黒クマ」です。
この黒クマは皮膚のたるみによるくぼみなどが引き起こす影が原因です。顎をあげて鏡を見たときにクマが薄くなると黒クマです。光が当たって影が消えるからです。
つまり、黒クマは皮膚にシミなど色素沈着が起こっているわけでないので、たるみにアプローチしていく必要があります。
1コラーゲンをとる
お肌のたるみを改善させるためにコラーゲンを積極的に取り入れることが有効です。
2.目の周りの筋肉を鍛える
たるみを周辺の筋肉の力で支える方法も有効です。
1.左右の口角を指で押さえ、イーーと発声しながら、思いっきり持ち上げます
2.うーーと声に出しながら、唇をすぼめます
これを20~30秒、1日2回行うことでリフトアップも見込め下からたるみを持ち上げることが出来るのです。
まずはあなたの目の下のクマの種類を確認し、それぞれのクマの原因にあった解消法を行いましょう。老け顔、疲れ顔から解放されるため頑張ってくださいね。