冷やすスプーンマッサージが小顔になりたい女性たちに話題になっているのを知っていますか?その名の通り、冷やしたスプーン使ってマッサージをするだけで小顔になれるという、なんとも夢のようなお話です。
ホントにそんなことくらいで小顔になれるの?と半信半疑どころか、うさん臭いと怪しんでいる方もいるかも知れませんが、この冷やしスプーンマッサージは、あのゴッドハンドエステティシャンで有名な高橋ミカさんが推奨しているマッサージ方法なんですよ。
高橋ミカさんと言えば、女優さんやモデルにもファンが多いカリスマエステティシャンです。そのカリスマが自宅のセルフケアにおすすめの小顔マッサージ方法として紹介したことで一気に注目されたのです。
自宅にあるスプーンを使ってマッサージするだけで憧れの小顔になれるなら、やってみたくなりますよね。詳しいやり方や効果、応用方法などご紹介しましょう。
冷やしスプーンマッサージとは?
冷やしスプーンマッサージは、カレーライスなどを食べる時に使うスプーンを冷やして、それを使って顔や首のマッサージをすることです。
スプーンをマッサージに使うというのは、スプーンのカーブがマッサージに適してるというのはイメージできると思いますが、わざわざ冷やす必要があるのか?というのが疑問です。
しかし冷やすのには意味があるんですよ。まずは冷やしたものを使ってマッサージすることで引き締め効果を得られるからです。でも、引き締めるだけが冷やす目的ではありません。
冷やすスプーンマッサージの効果
じつは肌というのは急激に冷やされることで嬉しい効果が得られるのですよ。それはクールダウンすることと共通するものがあります。
よくスポーツ選手などが試合後に肩やひざなどをアイシングしていますよね。アイシングすることで激しく使った筋肉が炎症を起こさないようにするために冷やすのが第一の目的です。
でも冷やすのにはもう一つの意味があります。冷やすことで急激に皮膚の温度が下がると、アイシングを終えた後に血流が促進されます。筋肉の疲労は血流が良くなることで疲労物質を早く排出できるので回復が早くなるのです。
冷やすことにはただ熱を奪って炎症を抑えるだけではなく、冷やした後の機能回復ということも大切なことなんです。
冷やしスプーンマッサージには肌の引き締めから血行促進、さらに老廃物の排出と小顔になるために必要な効果を得られるという効果です。
冷やしスプーンマッサージのやり方
冷やしスプーンマッサージはお風呂上りなど、お肌が温まった時に行うと引き締め感があって気持ちよくできます。
最低限準備するものはスプーンとクリームです。基本のマッサージのやり方です。
1.クリームを顔から首すじまでなじませて滑りを良くしておきましょう。
2.スプーンの背の方を使って耳の後ろから鎖骨の方に向かって3回流すようになぞります。
3.同じように今度は鎖骨の方から耳の裏に向かって3回なぞるように流します。
4.つづいてアゴの真ん中から片方の耳の裏に向かって3回なぞるように流し、同じように反対側も3回なぞります。
5.次に目の下のたるみの部分からこめかみに向かって3回やさしくなぞります。左右3回ずつ同じように行います。
6.まぶたはむくみやすいところなのでまぶたも目の下と同じようにこめかみに向かって3回流すようになぞります。
7.最後におでこは眉間から半円を描くようにしてこめかみに向かって3回なぞります。左右同じ回数行うようにしましょう。
基本のマッサージの方法です。痛いくらいの力を加えないようにしてくださいね。
冷やしスプーンマッサージのポイント・注意点
冷やしスプーンを使ったマッサージのポイントは、リンパの流れに沿って行うことだけです。スプーンでゴリゴリとチカラを入れてマッサージするのが良いわけではないので注意してください。
とくに目の周りは皮膚が薄くてとてもデリケートです。硬いスプーンでゴリゴリとマッサージしたら内出血して青タンになってしまう恐れもありますから、ゴリゴリしないようにしてくださいね。
冷やしスプーンマッサージの応用編
冷やすスプーンマッサージには温めたスプーンを使って交互に行うという応用編もあります。
温めてから冷やすことで温冷作用が皮膚に起こると、ヒートショックプロテインというタンパク質が生成されて肌がイキイキします。
50℃くらいのお湯で温めたスプーンでマッサージをした後に、冷やしたスプーンで仕上げをすると、引き締め効果と同時にハリのある肌になれますよ。
温冷の作用は血行促進にも良いので、1本のスプーンを使うだけでも十分ですが、時間のある時は2本のスプーンを使ってみるのもおすすめです。
とくにお金を使って買い揃える必要もないので、今日からでもすぐできますから試してみても良いのではないでしょうか。お風呂上りにぜひ、はじめてみましょう。