朝の洗顔をしようと鏡の前に立ったら、まぶたがパンパンにむくんで腫れているなんて経験はありませんか?昨日のお酒のせいなのか、それとも目が疲れているのかな。
出かける前にこの腫れぼったい顔を何とかしたいと焦りますね。そんな時に即効性のある解消方法や、今後のためのまぶたむくみの予防方法をご紹介しましょう。
まぶたのむくみの原因
まぶたがむくんでいる時は、じつは顔全体がむくんでいる状態であることがほとんどです。顔全体のむくみが一番目立ちやすいのが表情を左右する目元なのでまぶたのむくみは目立ちやすいのです。
しかし、顔全体がむくんでいるわけでもないのにまぶただけがむくんでしまうこともあるので、原因を分けて対策する必要があります。そこでまぶたがむくんでしまう原因を区別してみましょう。
体内の水分量
まぶたがむくんで見える原因は寝ている間に体内の水分が頭の方に溜まってしまい顔がむくんでしまうことから起こるものがほとんどです。
例えば昨夜の食事を思い起こしてみると味付けの濃いものをたくさん食べていたり、お酒を少々飲み過ぎたりしていませんか?体内に水分を多く溜め込む原因があり、それが翌朝の顔に出てしまうと目もとが腫れて見えるのです。
血行不良
血行が悪いと老廃物の排出も上手くできなくてむくみが起こりやすくなります。筋肉の少ない女性は血流が悪くなりやすいのでカラダが冷えやすく、むくみもおこりやすいです。
首こり、肩こりを慢性的に抱えていると顔がむくみやすいのでまぶたがむくんでしまうこともあります。塩分控えめな食生活を心がけていて、お酒も控えているのにむくみやすい人は血流の悪さが原因と考えられます。
生活習慣
目もとだけが腫れぼったくなるまぶたむくみの原因に、目を酷使していることも考えられます。これはスマホを長時間浸かったり、長い時間パソコン作業をする方には多いことなんです。
モノを見る時には眼球を取り巻く筋肉を使ってピントを合わせています。とても細かい動きをする筋肉なのに長く細かい文字や画像、動画などを見続けていると視神経が疲労し、筋肉も硬直してしまいます。
眼球周辺の筋肉がこってしまうことで血流が悪くなりむくみが生じてしまうのです。
加齢のよるたるみ
瞬きをする度に引き上げられるまぶたは加齢によってたるんできます。若い頃はパッチリ二重だったのに、いつの間には寝起きの顔は奥二重のような腫れぼったい目になってしまうことがあります。
このような加齢によるまぶたのたるみが悪化するとまぶたむくみを解消することが難しくなります。
マッサージでまぶたのむくみを解消!
まぶたのむくみを解消するためには、まずは顔のむくみからスッキリさせることが大切です。少し遠回りに感じるかも知れませんが、顔全体のむくみを解消すると自然にまぶたむくみもスッキリする効果が期待できるのですよ。
まぶたむくみに効果的なマッサージやツボ押し方法です。
首をほぐす
顔のむくみをスッキリさせるための首のコリをほぐしましょう。
1.首をゆっくり右回り、左回りに5回ずつ回します。
2.首の後ろに手を当てて後ろに5回倒して首の前を伸ばします。
3.首を左右に倒し腕を下に引き首から肩まで思い切り伸ばします。
リンパマッサージ
フェイスラインから鎖骨にかけてリンパマッサージをします。
1.首にクリームを塗り滑らかにします。
2.耳の下から下に向けて流すように10回マッサージします。
3.鎖骨から脇にかけて流すように仕上げます。
冷温マッサージ
温湿布と冷湿布を交互に行うことで目の周囲の血流が改善されてスッキリします。目を酷使する仕事をする方は寝る前の習慣にすると良いです。
1.小さめのタオルを2枚準備する。
2.タオルを湿らせてナイロン袋に入れる。
3.一枚は電子レンジで40秒から1分温める。
4.もう一枚を氷を入れて冷やす。
5.温かいタオルと冷たいタオルを交互に目に当てます。20秒くらいを目安にして3回繰り返せば十分です。
ツボ押し
目の周りのむくみをスッキリさせるツボを押すと朝だけじゃなく、夕方の疲れた顔にも効きますよ。
1.眉頭の下を5秒ほど押します。5回くらい繰り返しましょう。
2.眉尻の下のくぼみを上に向かって押します。10秒くらいゆっくり押してみましょう。
3.眉間よりも下の鼻のつけ根を5秒間おします。5回くらい繰り返しましょう。
カリウムでまぶたのむくみを解消!
まぶたがむくんで腫れぼったい時には、利尿作用のあるカリウムを沢山含む食品を朝食に取り入れましょう。水分の巡りの悪さから起こるむくみの解消と予防になります。
朝からしっかりカリウムを摂取しておけば、夕方の足のむくみの予防にも効果が期待できますよ。
カリウムの多い食品には朝食に取り入れやすい果物や野菜も数多くあります。
1.果物
バナナ、リンゴ、キウイ、スイカ
2.野菜
パセリ、ほうれん草、アボカド
3.その他
ひじき、納豆、きな粉、小麦胚芽、黒砂糖
バナナをベースにきな粉などをミックスしたスムージーなどおすすめです。朝からまぶたがむくんで気分もスッキリしないなんてことがないように、参考にしてください。